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medelu(メデル)にインタビュー|サービスの裏側伝えます

medelu(メデル)にインタビュー取材

medelu(メデル)にインタビュー取材をさせていただき、代表取締役である公門誠治さんから、お話をうかがうことができました。

medeluのブランド像・お花の秘密など、medeluの知られざる内側を教えていただいたので、紹介します♪

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medeluの全体像

medelu(メデル)はどんなお花ブランド?ブランド像について
ひろこさん
ひろこさん
まずは、medeluの全体像をよりよく知るために、次の3つをお聞きしました。

medeluを立ち上げたきっかけは?

ひろこさん
ひろこさん
medeluを立ち上げたきっかけを教えてください。

medeluの親会社は、100年以上前に榊売りからスタートしました。戦争を経て、戦後傷ついた人を癒すために、花の販売をはじめました。

最近では、お花を買う人が減ってきています。そこで、手に取ってもらいやすい形で魅力を伝えるために、medeluを立ち上げました。

お花の先進国オランダと日本の違いもきっかけに

オランダは花の先進国です。オランダを滞在・視察したときに花屋を見ていたら、いろんな人がお花を買っていることに気付きました。女性だけではなく、カップルや家族、さらにはダンディな男性までも。

日本では、(金銭的に)豊かな人が花を買います。しかし、オランダでは、年収300万円の人もお花を買います。心が豊かになるという考え方を持っているんですね。

これには、お花の価格も関係していると考えます。オランダは日本の半額。コストのかからない地熱で育て、陸続きのヨーロッパへ広く流通できるからです。

一方、日本は四季がありいろんなお花が楽しめるけれども、価格は世界的にみて高いです。

POINT

価格面での海外との違いが、medeluのお花が安い理由の1つと感じました。

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medeluが利用者さんに伝えたいことは?

「日本の花を残していきたい」「豊かさを花を通して伝えたい」ということです。この理念が、medeluが伝えたいことであり、他のサブスクとの違いでもあります。

お花のユーザーも生産者も、高齢化しています。お花の購入者層の8割が、50代以上の人たちです。生産者数は、ここ30年で3割になりました。マーケットも縮小しています。

これでは、日本の花の未来が危ういので、若い人がお花を使う(飾る)状況を作りたいです。

POINT

日本の花卉の将来を真剣に考えています。

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どんな人にmedeluを使ってほしいですか?

若いビギナーの方です。具体的には、20~40代の花を手に取ったことがない人です。

これからは、お花は(自宅の)近くで買えなくなっていくだろうと考えます。

しかし、自宅に(安くても)お花があると、お花を飾る人・見る人・育てる人いろんな人の役に立ちます。

medeluのお花は、ビギナー向けにアレンジしています。花の次の時代を支えてくれる人たちに、手に取っていただけると嬉しいですね。

POINT

medeluでは、四季豊かなお花を次代に紡いでいくために、見た目・お金の両面で私たちが手に取りやすいお花を届けてくれます。

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medeluのお花について

medelu(メデル)のお花が安くておしゃれで新鮮な理由
ひろこさん
ひろこさん
続いて、medeluのお花について、次の5つをお聞きしました。

センスが良くておしゃれな理由は?

ひろこさん
ひろこさん
medeluのお花はセンスが良くてオシャレです。どんな秘訣があるんですか?

medeluのお花が評価されている理由は、次の2つと考えています。

  • スタッフ全員が花好き。みんなで意見を出し合っている
  • メインスタッフは以前、お花の仲卸業をしていた人たちである

どういうことか、詳しく教えてくれました。

スタッフ全員が花好き。みんなで意見を出し合っている

medeluで働くスタッフは全員が花好きで、お花が残ったら持ち帰って自宅で飾る人ばかりです。

箱を開けた瞬間から、花の良さを伝えたいと思っていて、花の向きとか細かいところに目を向けながら梱包をしているんですね。

そんな人たちが、社長にも分け隔てなく友達感覚で働き意見を出し合うから、自然といいもの(サービス)が生まれます。

POINT

さらに、仕事環境にも気を使っているそうです。スタッフのストレスが減ると、花に優しくできるとのこと。たとえば、花を持つ時間を少なくするなど。長く持っていると傷みやすいんですって。

メインスタッフは以前、お花の仲卸業をしていた人たちである

仲卸業は、花屋にお花を販売する人です。花屋に花を売るのは難しく、産地や時期で異なる色などの情報を持っていないと、花屋に花をおろすことができません。

例えば、ピンク色だけで何十種類もあります。そういった情報を多く持っているところが、お花の質につながっています。

また、同じ人間が花を選んでいるので、品質に差が出ません。すべてを一気通貫で運用するので、サービスの質に偏りが出ません。

POINT

medeluの実態は、お花のプロ集団です。

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medeluのお花が安い理由は?

ひろこさん
ひろこさん
medeluのお花は安いと感じます。medeluと他社サブスクの同価格帯プラン同士を比べると、品質が良く本数も多いです。

medeluでは、普段使いできる金額を設定しています。これを可能にしているのが、大量発注です。

例えば、medeluの親会社であるhanamiは、月間で1億円分のお花を仕入れています。地方の花市場は、年間3億円の販売額ですので、1社の仕入れとしてはかなり大きいでしょう。

そのため、高い花も安く仕入れることができますから、お届けするお花のクオリティも上がります。

そういった環境の中で、プライドを持ってお花を選んでいますし、料金もギリギリを攻めています!

POINT

農林水産省が行った令和元年の調査によると、国内の花き生産高のうち市場外取引は884億円です。そのうちの1.3%を、medeluのグループが占めていることに。巨大ですね。

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仕入先は生産者?花市場?

ひろこさん
ひろこさん
お花の仕入先は、生産者から直接ですか?それとも、花市場から買い付けですか?

お花は、生産者から直接仕入れています。直接取引できない、職人気質な人から購入していいます。

生産者から直接仕入れると、「小売店よりも安く仕入れられる」「花が2~3日長く持つ」といったメリットがあります。

日本全国から仕入れているので花の種類が多いんですよ。

また、生産者のハウスの環境から、お花作りに向き合う姿勢も確認できます。

POINT

肉や魚も、簡単に取引できない生産者から直接仕入れているお店は美味しいですよね。お花も同じなんですね。なお、花の持ちが良くなる理由は、下記リンク先で紹介しています。
参考採花からお届けまでの流れは?

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ロスフラワーの仕入れはどこから?

ひろこさん
ひろこさん
ロスフラワーはどのように仕入れているのですか?花市場に出回らないと思うのですが。

miniプランのみで提供しているロスフラワーは、生産者さんから直接仕入れています。

medeluでは、お花の生産過程でどうしてもできあがる流通規格外のお花に、フォーカスしています。

medeluがロスフラワーとして取り扱うお花は流通前のものだけで、流通中や売れ残りで発生するお花ではありません。

日本では、お花は長い方が価格が高いのですが、ポスト投函には短い方が良いこともあり、miniプランは料金が安くなっています。

なお、miniプランによってこれまでなら廃棄されてきたお花に価値が付くため、生産者さんにフィードバック(還元)できています。

POINT

お花のサイズが規格外というだけで、鮮度や生産体制はハイエンドプランと同じです。せっかく作った個性があるお花をお届けするのが、miniプランの役割です。

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ドライフラワーの取り扱いは?

ひろこさん
ひろこさん
ドライフラワーの人気が高まってきていますが、お取り扱いはありますか?

ドライフラワー自体はまだ取り扱っていませんが、ドライフラワーになる花はブログで配信しています。

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medeluのサービス面

medelu(メデル)のユーザーサービスやフォロー面。気配りを調査
ひろこさん
ひろこさん
最後に、鮮度維持やお花をより楽しむサービス面について、次の6つをお聞きしました。

花瓶の販売は?

ひろこさん
ひろこさん
公式ブログでかわいい花瓶を拝見しました。使い勝手も良さそうですね♪

花瓶は、現在販売していませんが、ギフト向けに販売しようと考えています。

無料で付けられたらいいですね。

POINT

花瓶とお花のセットは、贈り物として喜ばれます♪

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初めて花を飾る人へのサポートは?

ひろこさん
ひろこさん
お花の知識がないと、どう飾ったらいいのか困ることって多いんです。

インスタやブログで、どう飾ったら綺麗か発信しています。

飾り方が分からないと、お花に挫折しがち。miniプラン以外はブログと同じ花をお届けしているので、参考にしていただけたらと思います。

梱包箱のQRコードからアクセスできるブログで配信しているのは、飾り方だけではありません。

  • 1日でも長く咲かせるお手入れの方法(花ごとに異なる)
  • 1本の花を作るまでの流れや生産者の思い
  • 今回お届けしたお花の花言葉・品種・世界中での生産状況・お手入れ方法

も情報提供しています。

これには、「お花を2週間3週間と持たせてほしい」「花を通して人の心の美しさを引き出したい」という思いを込めています。

POINT

若い世代のお花愛好者を増やす、草の根活動。

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採花からお届けまでの流れは?

ひろこさん
ひろこさん
medeluは発送元が福岡県です。配送日数の面で不利になりませんか?

medeluは、採花から最短2日でお花をお届けしています。

生産者市場から仕入れた当日、遅くとも翌日にはブーケ&ラッピングして夕方5時までに郵便局へ持ち込み、九州物流センターから全国へお届けしています。

発送したお花の7割は翌日に、残りの3割は翌々日にお届けできています。北海道東北以外は翌日着とアナウンスしています。

なお、市場・仲卸・花屋を経由すると、日数かかります。コールドチェーン(低温物流)で品質を保てますが、花は寒暖差の影響を大きく受けて傷みが進みます。トラックの積み下ろし回数が多いほど、品質が落ちます。

POINT

medeluは、花屋よりも鮮度が良いお花を、痛みが進まないよう直送しています。

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保水用の水は栄養入り?

ひろこさん
ひろこさん
お花の品質維持のために、配送(輸送)中のお水に栄養剤を入れているのですか?

ライトコースは、水だけです。ライトプランは箱の幅が狭いため、配送中にお花が開くと潰れるため、つぼみで届くようにお水のみにしています。

プラスコースとベーシックコースは、食物繊維を利用した栄養剤を入れています。栄養剤は成長を促進するので、つぼみがすぐ咲きますが、プラスとベーシックは箱が大きいので配送中に咲いてもお花は潰れにくいです。

なお、食物繊維を利用した栄養剤は、お花を1~2本買えるくらいのお値段です。

POINT

試しに、食物繊維の栄養剤を放置してみたら、2週間経っても潤ったままでした。なお、栄養剤の小袋が1つ付いてきます。

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クール便の利用目安は?

ひろこさん
ひろこさん
クール便は、気温が30度を超えるような夏場だけの利用でいいですか?

できれば、梅雨の時期から利用したいところです。なぜなら、お花が傷む原因は、寒暖差と湿気の2つ。梅雨時期は、どちらも当てはまります

日中の最高気温が38度の日よりも、梅雨の日の方がお花は傷みやすいんですよ。

medeluを5年運営し、クレームをいただきながら、温度と痛みの知見が溜まってきています。

POINT

猛暑日よりも梅雨の方が傷む。衝撃ですね。

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品質保証の利用割合は?

ひろこさん
ひろこさん
届いたお花に不具合があったときに補償する、品質保証はどれくらい利用されていますか?

以前は5~6%ありましたが、現在は年間を通して0.1%以下です。1,000個送ったとき、品質保証のリクエストが1件あるかどうかです。

産地によってお花の持ちに違いがあるので、上手く組み合わせてお届けしています。

POINT

品質保証のリクエストが少ないことは、クレームも少ないこととほぼ同じ。

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まとめ

medelu(メデル)インタビューのまとめ

今回のインタビューを通して、medeluはお花に対するただならぬ情熱で運営されていることが分かりました。

ところで、medeluはbloomeeと比べられることが多いと、個人的に感じています。

どちらのお花も受け取った経験から言わせていただくと、お花の質・持ち・ボリュームのどれも、medeluの方が良いんですよね。

今回のインタビューで、その理由がハッキリと分かりました。

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さぶすくん

サブスク(定期・定額のサービス)を研究しています。サブスクサービスのリリースを予定しています。

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