教育・習い事

小学生の子供に人気な習い事ランキング10選【2019版】費用や身につく力は?

子供の頃の習い事は一生の宝物です。もしかしたら、人生が大きく変えるきっかけになるかもしれません。

文部科学省の調査「子供の学校外での学習活動に関する実態報告書」によると、小学生の3人に2人が、塾を含めた習い事をしています。

ここでは、 スポーツ系、教養系(お稽古)、学習系など小学生に人気の習い事をランキング形式で紹介しています。平均月謝やランニングコストもまとめたので、お子さんの未来づくりの参考にご利用ください。

小学生の習い事ランキングトップ10

小学生の習い事の現状について、バンダイ、リクルート、ベネッセが数年おきにアンケート調査を実施しています。ここでは、最新アンケート結果であるバンダイの「子どもの習い事に関する意識調査」(2019年)のランキングを参考にしつつ、それぞれの月謝、メリット、身につく能力を紹介します。

小学生に人気の習い事

  • 水泳
  • 学習塾
  • ピアノ
  • 英会話
  • 習字
  • 体操・新体操
  • サッカー
  • そろばん
  • ダンス
  • テニス

人気の習い事には、次のような傾向があります。

  • 中学年までは、運動能力を伸ばすことを目的にスポーツ系が選ばれる。
  • 高学年になると、中学受験対策として学習塾に通い出す。(特に都市部)
  • 「家でできないこと」「親が教えられないこと」が選ばれやすい。
せつやくん

水泳は、家で教えられないもんね。

では、トップ10にランクインした習い事で身につく能力や費用を見ていきましょう。

水泳

水泳は、習い事のトップに長年君臨する、大人気の習い事。家ではできず、健康的にカラダを鍛えることもでき、体力と水泳能力が身につきます。泳ぐ=非日常行為を安い月謝で学べることも、選ばれる理由の1つです。

メリット・身につく能力

普段、泳ぐことがほとんどないので、泳げるだけでキラキラして見えますよね。水泳は、肉体的に強い負荷をかけなくても心肺能力が高くなり適度に筋肉もつくので、カラダができ上がっていない小学生の運動にピッタリです。

月謝の目安

入会金5,000円~10,000円
月謝5,000円~8,000円
道具の費用水着や3,000円~5,000円、ゴーグル1,000円、スイムキャップ1,000円

初期費用の安さはダントツ!水着は汗汚れや擦り切れとは無縁なので、1着あれば十分なのも親としては嬉しいです。定期的に開催される大会に出るときは、3,000円ほどのエントリー料が必要です。

通う頻度

週1回~週2回。無料送迎バスのあるスイミングスクールなら、家の近くの乗降場所までの送り迎えだけでOKです。

学習塾

学歴は人生を左右と分かっている親御さんほど、学習塾への通学を検討しているはず。日本はどこの大学を出たかで評価されがちですし、実力主義と思われているアメリカでさえ実は学歴社会。高キャリアの道を歩むために、基礎学力を高められる学習塾が選ばれやすいのは、実社会を知る親御さんがお子さんの将来を真剣に考えている証拠です。

メリット・身につく能力

学力の向上が見込めます。中学受験なら、学校の授業の予習・復習を兼ねながら、授業で触れない知識を学ぶこともできます。個別クラスなら、英検や漢検の対策もしてもらえます。

月謝の目安

入会金20,000円
授業料1回あたり6,000円~10,000円
教材費1科目あたり3,000円~30,000円

授業料は、1コマの時間によって異なります。学習塾にもよりますが、1コマの長さは45分、85分、90分などとなっています。夏期講習や冬期講習などの特別講座に参加すると、50,000円前後の料金が上乗せされます。

通う頻度

週1回~週3回

ピアノ

ピアノは、女の子に人気の習い事ですが、男の子でも習っている子はたくさんいます。セレブ系かつ格の違いを感じさせる習い事です。

メリット・身につく能力

音感やリズム感、品性を養えます。小中学校の文化祭での合唱の伴奏役としても活躍できます。 狭き門ですが、ピアニストへの道もあります。

月謝・費用の目安

入会金5,000円~10,000円
月謝5,000円~10,000円
教材費楽譜など年間10,000円ほど

ピアノといえば、定期的に開催される発表会です。参加費は1回10,000円ほどで、プラスして衣装代も必要です。ピアノが楽しくなってくると「もっとうまくなりたいからピアノ買って!」とおねだりされるハズ。高価なグランドピアノは1,000,000円以上の代金に加えて自宅の防音工事費が必要です。電子ピアノは300,000円ぐらいと手頃なうえにヘッドホン接続で演奏音を確認できるので、音漏れの心配がありません。

通う頻度

週1回

英会話

2020年から、小学校の授業で英語が教科化されるため、英会話教室への注目が高まっています。日本は、平成の時代の長らく平均年収がほぼ横ばいで、令和時代は産業人口が減って国際的なGDP順位も落ちていくと予想されています。その中で、高い給与水準を見込めるスキルが英語です。

メリット・身につく能力

英語力は、これからの日本で普通の生活を送るための必須スキルになり得ます。国外からの労働者も増えるでしょうからコミュニケーションに使います。年収アップが見込みにくい今後の日本において、収入に直結する英語力は裕福な生活を送るために欠かせません。

2020年から小学校で英語の授業が行われるということが、英語の重要性をものがたっています。

月謝・費用の目安

入会金10,000円~30,000円
レッスン料金グループレッスン:4,000円/回
マンツーマンレッスン:8,000円/回
教材費15,000円~20,000円(年間)

英会話教室の料金は、受講するコースや講師によって変わってきます(上記の金額は、ネイティブ講師の場合)。マンツーマンレッスンを月4回通うと月謝は32,000円。大手英会話スクールになると、施設維持管理費(月2,000円程度)の負担も発生します。

通う頻度

週1回

習字

日本の心、習字(書道)。月謝が安いので、「もう一つ何か習わせたいな」というときに選ばれやすい習い事です。パソコンやスマホでのタイピングが多くなり、字を書く機会は減りましたが、電子サインや公的な申請書などまだまだ字を書く機会はあります。ペンと筆は違いますが、習字が上手いとペン字もキレイなんですよね。

メリット・身につく能力

習字は、心を落ち着かせて呼吸とともに繊細かつダイナミックに書き上げるため集中力を養うことができます。字もうまくなります。

せつやくん

出張でホテルにチェックインするとき、字がド下手な私はいつもハズカシイ思いをしながら書いてます。

月謝・費用の目安

入会金0円~5,000円
月謝3,000円~5,000円
道具の費用5,000円(筆、墨、文鎮など)

初期費用だけじゃなく、ランニングコストもとにかく安いので、家計は大助かり。コンクールの参加費はかかりません。用具は持ち運びができるから、自宅練習用の習字セットを用意しなくてもいいです。置き場に困らないのもメリット。

通う頻度

週1回

体操・新体操

バク転など、人並み外れた運動能力を身につけられる体操競技。わが子が空中の天地逆の姿勢でグルグル回れるようになったら、親として鼻が高くなること間違いなし。知名度は高いけれども競技人口が少ないため、地方で習わせたくても教室がないのがデメリットです。

メリット・身につく能力

三半規管が鍛えられ平衡感覚を養えます。運動全般の基礎能力を底上げできるほか、日常生活では船酔いをしなくなるといった意外なメリットもあります。競技の特性上、身長が大きくない方が有利なので、柔軟性を養いしなやかなスタイルになれる新体操を選ぶのもアリ。

月謝・費用の目安

入会金5,000円
月謝5,000円
道具代3,000円~5,000円

新体操の競技会で着用する子供用ユニフォームは、30,000円~50,000円が相場です。

通う頻度

週1回~週2回

サッカー

野球よりも人気になったサッカー。世界的にみてもサッカーの方が人気が高く競技人口も多いです。目まぐるしく変わる状況に合わせたチームプレイが求められるため、協調性を身につけて欲しいと選ぶケースも多いんです。しかも、野球よりおしゃれ。きっと、Jリーグ選手は細身の筋肉質ボディとおしゃれな髪型だから、サッカーといえばおしゃれな印象があります。

メリット・身に就く能力

サッカーの楽しさにハマって、Jリーガーになっちゃうかも?

月謝・通う目安

入会金1,000円~5,000円
月謝3,000円(スポ少によっては年会費)
用具の費用10,000円(ユニフォーム、スパイク、ソックス)

地域の経験者が有志でコーチを務めるスポーツ少年団の金額です。専用練習場を持つスクールやクラブになると、金額は倍になります。このほか、合宿料金として1回10,000円~30,000円や、遠征の交通費として1回3,000円~5,000円の負担がでてきます。

通う頻度

週1回~週3回。スポーツ少年団なら、当番制で親の付き添い(見守り)が回ってきます。

そろばん

そろばんは、日本伝統のお稽古事。計算は一生使う必須スキルなので、やっておいて損はない習い事です。知的なイメージばかり思い浮かびますが、集中力も身につけることができるため、スポーツや学校の授業に活かすこともできます。

メリット・身につく能力

集中力と計算力のレベルが段違いに高くなります。頭にそろばんを思い浮かべながら計算できるようになるため、問題の答えを画像として想像することが可能となり、学校のテストや受験でとても強力な武器になります。手先の器用さも身につくメリットは、あまり知られていません。

月謝・費用の目安

入会金3,000円~5,000円
月謝3,000円~5,000円
教材代5,000円~10,000円(そろばん、テキスト)

昇級試験は、級にもよりますが1回あたり1,000円~4,000円かかります。小学生でも合格できる3級以上を獲得すると、履歴書でアピールできるレベルです。

通う頻度

週1回~週2回

ダンス

小学校・中学校ともに必須科目となったダンス。リズムに乗って踊れることはイケてる

メリット・身につく能力

リズム感と体の使い方を養えます。授業の評定アップにもつながるので中学校まで続けると、高校受験の際の内申点が高くなります。プロダンサーを目指す道もありますが、狭き門であるうえに給料も安いので、将来生きるための習い事としては優先度低め。とはいえ、踊れるというだけで周りから「すげぇ」と羨望のまなざしを浴びることができますよ。

月謝・費用の目安

入会金5,000円
月謝5,000円

そのほか、シューズ代が必要です。チームTシャツの制作・購入費として、2,000円~5,000円別途必要です。

通う頻度

週1回

テニス

錦織圭選手や大阪なおみ選手の活躍によって、競技人口がグンと増えているテニス。プロ選手になるのは大変だけれども、年齢を問わず楽しめる生涯スポーツとして魅力的です。

メリット・身につく能力

瞬発力と持久力、そして忍耐力です。長時間にわたって、スピードのある小さな球を追い続けることで、反射神経が高まり集中力も研ぎ澄まさせるようになります。テニスで身に着けた忍耐力と集中力は、受験の時期や社会人になってから強みになります。

月謝・費用の目安

入会金5,000円
月謝10,000円
用具代15,000円(ラケット、シューズ、ウェア)

キッズ用ラケットは通販なら3,000円ほどで買えるのでリーズナブル。実力に応じて、ラケットの買い替えが必要になってきます。

通う頻度

週1回

男女別!男の子&女の子の習い事ランキング

男の子と女の子では趣味や興味が違うため、習い事の傾向が変わってきます。ここでは、男女別の習い事ランキングを紹介します。

順位男の子女の子
水泳水泳
学習塾ピアノ
英会話学習塾
サッカー英会話
体操・新体操習字

男の子の習い事の特徴

運動系が人気。スポーツできる男の子って、カッコイイしモテますよね。将来を見越した英会話や、受験対策として学習塾も人気です。

女の子の習い事の特徴

水泳、学習塾、英会話は、男の子と同じくトップ5にランクイン。文化的で教養を身につける習い事(お稽古)が選ばれやすく、ピアノと習字が人気です。

プログラミングがアツい!次世代の人気習い事

今回紹介した2019年ランキングではランク外でしたが、プログラミングやロボット教室への人気が高まってきています。

リクルートのケイコとマナブが発表した「子どもの習い事ランキング2017」では、今後習わせたい習い事としてパソコン関連(プログラミング・ロボット教室含む)が11位にランクインしました。小学校高学年では、なんと第4位!

プログラミングは、授業の必須科目になることが決まっています。

  • 2020年:小学校
  • 2021年:中学校
  • 2022年:高校

これまでは、職業のスキルの1つだったプログラミングですが、これからの日本と支えるために必要と判断され授業に取り入れられるようになるため、プログラミング教室やロボット教室への興味が向けられるようになりました。

小中学校の義務教育で行われるプログラミング授業は、コードや言語を入力するものではなく、すでに用意されたものを組み合わせて「なぜ動くか」を論理的、体系的に考える力を養うためのものです。

プログラミング技術者の年収は、日本の平均年収よりも高くなっています。AI社会の浸透によって、プログラマー不足がもっと深刻になると予想されているので、お子さんが社会で一人立ちする2030年台には、プログラマーは高給取りの代名詞になっているかもしれませんね。

学年別!習い事の費用・月謝の現状

平均13,607円。未就学児で8,644円、小学校6年生で15,611円。年齢が上がるにつれて、費用も高くなる。2014年と2019年の費用・月謝の推移を比較してみました。

学年2019年2014年
1年生12,253円11,676円
2年生13,065円12,368円
3年生13,866円11,683円
4年生15,775円12,935円
5年生16,033円16,564円
6年生15,611円16,392円
平均13,607円13,899円

子供の習い事にかけるお金が高くなっている。特に3・4年生は顕著。

6年生になると月謝が下がっているのは、中学校入学を控えて習い事を辞める子が出てくるからでしょう。

せつやくん

部活が始まると、習い事に行く時間が取りにくくなるもんね。

習い始めの時期ときっかけ

子供が習い事を始める時期は、小学校入学前が5割ですが、小学校6年生では8割が何かしら習い事を学んでいます。つまり、習い事をしている小学生の3割は、小学校に入ってから習い始めたということ。

スポーツ系は入学前から始める子が多く、学習系は小学校に入学してから始める傾向にあります。

始めるきっかけのほとんどは、親の意向です。小学生は経験や知識が浅いので、やりたいことが見つけられずにいます。親が子供の将来を考えて学び事に導いてあげることが大切です。

その一方で、子供自身がやりたいことを見つけて取り組んでいる子もいます。この場合、兄弟姉妹や友達が習っているのを見て「やりたい!」と興味を示します。つまり、周りの環境。

私たち親も、子供にとっては周りの環境の一部です。豊かな人生を送るために、見本・手本となる背中を見せながらあらゆることに興味を持ってもらうように導いてあげましょう。

一方的に「これをやりなさい」と押し付けるよりも、自分からやりたい気持ちを表してくれた方が、長く続けられるし知識や技術の吸収も段違いですよ。

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