宅配型トランクルーム

東京書庫の口コミ評判と料金

東京書庫の口コミ評判・売却・料金

本預かりサービス「東京書庫」の口コミ評判を調査しました。料金プランについても紹介します。

東京書庫の基本情報

  • タイプ:宅配型トランクルーム(本預かりサービス)
  • 大型荷物:不可
  • 温度・湿度:温度:20℃±5℃、湿度:60%未満
  • 支払い方法:クレジットカード
  • 対応エリア:全国

運営情報

東京書庫の特徴

東京書庫は、蔵書保管の専門サービスです。個人で利用できますが、企業・団体向けのサービスの印象が強いです。特に、図書館向けサービスが有名で、自治体・学術機関・美術館との取り組みも行っています。

西東京市、志木市、東京大学、慶応義塾大学、東京国立近代美術館などが、東京書庫を利用して蔵書を管理しています。

さて、東京書庫には他社の本預かりサービスにはない特徴が3つあります。

特徴を、それぞれみていきましょう。

独自アプリで図書の管理・確認をする

保管中の本は、「Biblio Terrace/ビブリオテラス」という独自アプリで管理します。ビブリオテラスでできることは、次のとおりです。

  • 保管中のケース(箱)の確認
  • バーチャル本棚(画像なしテキストのみ)
  • ★ケースに入っている本の確認(表紙画像あり)
  • ★本にコメントを入れる

※★がついている項目は上位プランのみ利用できます

アプリの管理画面はビジネスライクでそっけないデザインです。

東京書庫オリジナルアプリビブリオテラスの管理画面(全プラン共通版)
出展元URL:https://www.tokyo-shoko.com/
東京書庫オリジナルアプリビブリオテラスの管理画面(上位プラン限定版)
出展元URL:https://www.tokyo-shoko.com/

倉庫に出向いて保管中の本を閲覧できる

京書庫の倉庫で、保管中の本を直接確認できます。閲覧の条件は、次のとおりです。

  • 1ヶ月に1回、1回につき10ケース(箱)まで
  • 有料(1ケース220円)

本を燻蒸(くんじょう)できる

本をカビや虫食いから防ぐ燻蒸ができます。ハーブと窒素を使った、本に優しい自然な燻蒸です。燻蒸できるプランはこちら。

東京書庫の口コミ評判

東京書庫の口コミ評判を、X(旧ツイッター)で調査しました。

本預かりサービスのなかではシェアが低いため少ない口コミ評判の中から、中立~悪い口コミ評判良い口コミ評判を紹介します。

中立~悪い口コミ評判

東京書庫に対して、悪い口コミを発している人はいませんでした。みなさん、満足しているもしくはデメリットを理解したうえで利用していること推測できます。

そんな中で、気になる中立的な意見を見つけたので紹介します。

燻蒸が魅力的

どの蔵書保管サービスを利用するか迷っている。料金は保管オプションなど各社の特徴をしっかり把握するなかで、東京書庫の燻蒸に魅力を感じている口コミです。

どちらかといえば、良い口コミと言えるのですが利用前なので、中立的な意見として紹介させていただきました。

良い口コミ評判

良い口コミ評判は、「リスト作成が便利」「保管ケースと燻蒸処理が保管ガチ勢向け」「料金が安い」という意見がありました。

リスト作成が便利

リスト作成は1冊ごとに有料ですが、自分で作って管理するよりもずっと楽。

保管ケースと燻蒸処理が保管ガチ勢向け

逸般(いっぱん)とは、一般人を逸脱したことを表すネットスラングです。つまり、本の保管に対する情熱がレベル違いな人向けの本預かりサービスであることを示しています。中性紙箱と燻蒸を使えるプランは「蔵之助」です。

一般的なダンボールは酸性紙でできていて、酸性劣化を引き起こしたり湿気がこもりやすいので、長期保管に向いていないとされています。中性紙箱は、こういったデメリットがない代わりに価格が高いです。

料金が安い

月額料金は安いです。ただし、初期費用(保管ケース・リスト作成料)が高く、取り出したケースの再入庫に送料が発生することに注意しましょう。

東京書庫の料金

プランRegularPlusNEXUS蔵之助
保管料金231円/月
2,400円/年
275円/月
3,000円/年
3,278円/月5,280円/年
保管ケース3,300円
1セット10ケース
3,300円
1セット10ケース
3,300円
300冊まで
無料
登録・リスト作成なし11円/冊(ISBNあり)
44円/冊(ISBNなし)
11円/冊(ISBNあり)
44円/冊(ISBNなし)
11円/冊(ISBNあり)
44円/冊(ISBNなし)
取り出し送料1,320円/箱1,320円/箱
154円~198円/通
1,320円/箱
154円~198円/通
1,320円/箱
再入庫送料1,320円/箱1,320円/箱1,320円/箱1,320円/箱
燻蒸なしなしなし3,300円
保管方法ケースケース本棚ケース
※蔵之助は、中性紙箱を利用しています。

おすすめプランは、次の2つです。

  • NEXUS:1冊単位での保管・配送
  • 蔵之助:燻蒸+中性紙箱

再入庫に料金が発生する

取り出した保管ケースを再び入庫するときに、1,320円の送料がかかります。ケースをまるごと取り出して中身を入れ替えて再度保管という使い方には不向き。

手元の本を入れ替えながら保管したい人は、再入庫が無料な他社の本預かりサービスがおすすめです。

東京書庫と他社本預かりサービスを比較

預かりサービス東京書庫ミニクラサマリーポケットブックオーシャン
月額料金275円495円495円400円
配送料金1,330円~/箱
冊単位:138円~
1,100円/箱
356円+35円/冊
1,100円/箱
352~880円
800円/箱
250円/冊
ボックス代3,300円/10箱無料無料700円/箱
本登録料10円/冊無料無料無料
冊数の目安79冊105冊92冊84冊
税込み料金

東京書庫と比較検討されることが多いミニクラ・サマリーポケット・ブックオーシャンを比べてみました。各社に保管プランが複数ありますが、ここでは本専用プラン(画像撮影あり)を比較しています。

東京書庫は月額料金は安いのですが、それ以外の料金が圧倒的に高いです。また、ケースの再入庫に1,320円かかる(他社は無料)ことも大きな負担。安く保管するなら、他社(ミニクラ)の利用をおすすめします。

参考ミニクラ
参考サマリーポケット
参考ブックオーシャン

まとめ:東京書庫は本を燻蒸したい人向けの本預かりサービス

東京書庫は、防カビに優れた本を燻蒸して防カビをしつつ、中性紙箱で長期保管する本の劣化を防げる「蔵之助」プランが魅力的です。

また、ちょこちょこと本を取り出して読みたい人には、取り出し送料が安い「NEXUS」プランがおすすめ(月額料金が高いことに注意)ですよ。

なお、箱数が多くなるなら、倉庫(トランクルーム)に保管した方が安上がりです。

本預かりサービスの比較

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さぶすくん

サブスク(定期・定額のサービス)を研究しています。サブスクサービスのリリースを予定しています。

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