
- 「トランクルームの失敗しない選び方は?」
- 「選ぶとき重要視すべきは何?」
トランクルームを選ぶときは
の順で進めると、使い勝手が良く、適正価格で、満足度高めなトランクルームが見つかりやすくなりますよ。
それでは、トランクルームの選び方を、さらに詳しくみていきましょう!
もくじ
トランクルーム選びで確認したい8項目
トランクルームは、「収納する荷物」「立地・場所」「料金」の3つで選ぶのが基本。さらに、利便性も備えているかチェックします。
具体期には、次の8項目を確認すると納得できるトランクルーム選びができますよ。
これらは、使い勝手や満足度を大きく左右します。
契約してから「失敗したなぁ」と後悔しないために、きちんと確認しましょうね。
3タイプのトランクルームから収納物に適したものを選ぶ
トランクルームには、屋外型(コンテナ型)、屋内型(室内型)、宅配型の3タイプがあります。
それぞれ、
- 料金相場
- 得意とする収納品
が異なります。特に、メインで保管するものを重視して決めるのがセオリーです。
タイプ | 屋外型(コンテナ型) | 屋内型(室内型) | 宅配型 |
店舗エリア | 郊外 | 都市中心部 | 全国どこでも |
料金 | 安い | 少し高い | 少量保管:激安 大量保管:高い 大型荷物:高い |
搬入・搬出 | 自分で | 自分で | 宅配業者 |
空調管理 | なし | あり | あり |
収納品の例 | レジャー用品 カビに強い用品 家具家電 | 服・布団 本・書類 マットレス・家具家電 | 何でも可 |

トランクルームのタイプが決まったら、自宅の近くにあるトランクルームを選んでいきましょう。
立地は自宅や職場に近いところを選ぶ
荷物は、利用する場所や今荷物があるところからほど近いトランクルームに収納するのがセオリー。
持ち運びの労力が減るし、使ったあとすぐ元に戻せますよ。
荷物の所在地・利用地から近い
荷物の所在地や利用地から近いトランクルームを借りるのが鉄則!

家で使うものは自宅の近くに、職場で使うものは会社の近くに、スポーツ用品はジムの近くにといった具合です。
また、「徒歩圏内にある」「車でアクセスしやすい」ことも決め手となります。
通勤途中や普段の行動圏内にある
トランクルームが荷物の利用地から少し離れていても、普段通っている道(やその付近)にあるなら便利に利用できます。
例えば、仕事で使うものを出勤途中に取り出す、プライベートのものは帰宅途中に寄って取り出せるので、不便は感じにくいハズ。
なお、通勤路にあるトランクルームを借りて自転車通勤する人もいるんですよ。
よく行く場所の近くにある
趣味のスポーツや習いごとで使う用具は、利用する(練習する)場所から近いトランクルームに置いておくと、手ぶら移動がしやすくなります。

料金は初期費用・月額料金の安さで選ぶと生活の負担にならない
料金のチェック項目3つ
とくに、毎月の支払い(月額料金)が大きいと生活費を圧迫しますし、初期費用はまとまった支出になりやすいので、厳しくチェックしていきましょう。
毎月の支払いが家計の負担にならないか
毎月支払う料金は、部屋の利用料金、保証金、損害保険料、共益費などがあり、思ったよりも費用が増えることも。何にいくらかかるのか確認しましょう。
できれば、利用料金だけのシンプルな料金設定が望ましいです。

安くすませるコツ:短期利用なら初期費用が安いトランクルーム、長期利用なら月額料金が安いトランクルームが、総額で安くなりやすいです。
初期費用はいくらか
初期費用とは、契約のときにかかる費用。初回にまとめて支払うので、大きな負担になりがちです。
月額費用の前払い部分(初月日割り+翌月分)がほとんどですが、鍵代(3,000円前後)や事務手数料(利用料金の1ヶ月分)がかかることも珍しくありません。
事務手数料が無料、もしくは割引されるトランクルームが多いです。
契約後の手続き経費はあるのか
更新料や解約料など、スポット的に経費がかかることがあります。
相場は、更新料は無料~0.5ヶ月分、解約料は無料~10,000円以内です。
更新料は保証会社との契約に、解約料は室内クリーニングや鍵の付け替えに利用されることが多いです。
保管環境や設備の良さで選ぶと保管が便利になる
空調設備があるか
エアコン、換気システム、除湿器などの機械空調が設置されていると、服・布団をカビから守れます。家電製品が湿気でダメになることもありません。
エレベーターの有無
1階以外の部屋に、重い荷物を運ぶために必須です。
場内・棟内の清掃状況
契約前に現地確認するなら、ゴミが放置されていないか確認しましょう。ゴミが散乱しているなら、「スタッフが見回りをサボっている」「適当に巡回している」可能性があり、信頼性に欠けます。
棚が設置されているか
収納力アップに、棚は欠かせません。棚が設置されていると、自分で購入・持ち込み・組み立てする手間が省けます。ただし、自分が好きなようにレイアウトできないデメリットもあります。
24時間出し入れできるか
トランクルームは24時間いつでも荷物を出し入れできるのが当たり前ですが、ごくごく稀に、利用時間に制限があったり、スタッフ付き添いで荷物の出し入れするトランクルームもあります。
無料駐車場はあるか
室内型トランクルームを利用するなら、建物1階もしくはすぐ近くに無料の駐車場があるか確認しましょう。ないなら、近くのコインパーキングを確認します。
コンテナ型なら場内に車で入れるので問題ありませんが、例外的に車が入れない店舗もあります。
荷物の補償
火災などでの被害に遭った荷物に、補償金が支払われます。補償は任意加入のこともあります。被害に遭うことはほとんどありませんが、確認しておいて損はありません。
電源の有無
ごく一部のトランクルームには、電源コンセントが用意されています。事務所利用を考えているなら、コンセントがあるか確認しましょう。なお、ガレージタイプのトランクルームには、ほぼ必ず電源が用意されています。
セキュリティの多さと堅牢さで選ぶと安心
トランクルームは、自宅から離れた場所にあり、たいていは無人店舗です。
何重ものセキュリティをくぐらないと部屋(保管場所)にたどり着けないトランクルームなら、安心して収納できます。
警備保障会社を導入しているか
セコムやアルソックなど警備保障による24時間監視なら、不審者が侵入できません。室内型トランクルームで導入していることが多いです。
エントランスキー
室内型トランクルームを契約するなら、建物出入口にカードキー・暗号式(押しボタン式)・スマホアプリ連動のエントランスキーを導入しているか確認しましょう。
なお、コンテナ型でも、場内出入口に電磁式のゲートを設置していることがごく稀にあります。
防犯カメラ
屋内型(コンテナ型)トランクルームは、ほぼ確実に防犯カメラが取り付けられています。
盗難を防止できる鍵
個室の鍵が、防犯向けのものかどうか。破壊されにくい強化南京錠、ピッキング対策錠などがそうです。屋内型(コンテナ型)を借りるときは必ず確認しましょう。
フロアのアクセス制限
室内型トランクルームの場合、エレベーターが自分の階だけで止まるタイプだと、自室に近づける人が大幅に制限され、強力なセキュリティになります。
夜間照明
屋内型(コンテナ型)トランクルームでの盗難防止に必須の設備。夜間に利用するときにも役立ちます。
常設型格納式スロープ&地球ロック
バイクコンテナなら確認。格納式スロープは二重鍵の役目を果たし、地球ロックで物理的に固定。さらに、コンテナが隣同士で連結されていれば、コンテナごと持ち去られる危険性が減ります。
有人店舗
トランクルーム業者のスタッフが滞在・勤務している店舗は、不審者が侵入できないため、セキュリティレベルが格段に上がります。
最低利用期間が1ヶ月のトランクルームを選ぶ
トランクルームには、ほぼ必ず最低利用期間が決められています。数日、数週間の短期利用だとしても、期間内は、解約できません。

運搬サービスは荷物を運べなくても保管できる
「車を持っていない」「重い荷物を運べない」ときは、無料シャトルバスや有料運搬サービスがあるか確認しましょう。なければ、車とお手伝いさんを用意してもらえるレントラ便を利用すると、荷物運びが楽になりますよ。
手続きはウェブと即日利用の有無を確認する
手続きのチェック項目3つ
ウェブ契約できるか
ウェブ契約なら、営業所に出向いたり書類を郵送する必要がありません。書類の到着を待つ、印刷して書く、ポストに投函する手間がはぶけるし、平日の夜でも申し込みができます。
トランクルーム業者は、手続きの負担を減らせるウェブ契約に積極的。ウェブから手続きすると初期費用を数千円も割引するトランクルームが増えています。
即日利用できるか
今すぐ荷物を保管したいなら、契約当日から利用できるか確認しましょう。
解約はウェブと書面のどちらか
解約手続きは、ウェブでできる方が断然便利。書面は、ダウンロード&印刷できるならまだマシですが、郵送取り寄せならとにかく不便です。一緒に、鍵の返却方法も確認しておきましょう。
ウェブ解約の場合でも、電話連絡が必須のことがあります。
トランクルームの広さの選び方
トランクルーム業者を決めたら、次に、荷物の量に合った広さを選びましょう。
あらかじめ、保管したい荷物を決めたら縦横の長さを測って、必要なサイズを決めます。畳の部屋など一か所に荷物をまとめてみるのもいいですね。
てっとり早く決めるなら、家族の人数+1畳の広さを選ぶのも一つの方法です。
- 1人暮らし:1~2畳
- 夫婦2人:2~3畳
- ファミリー:3畳~
適当に選ぶと、狭くて荷物が全部収まらなかったり、広すぎて無駄なスペースに料金を支払うことになり、「せっかく借りたのに失敗したなぁ」と後悔するかもしれませんよ。
なお、トランクルームによっては、6畳・8畳・10畳といった広いスペースを取り扱っていないこともあります。
▼トランクルームの広さと収納力 トランクルームを借りるとき、必ずと言っていいほど迷うのがレンタルすべき収納スペースの広さです。 「1畳あたりの収納力はどのくらいだろう?」 「自分の荷物は、何畳のスペースに収まるのかな?」 100%疑 ... 続きを見る
参考トランクルームの広さ│サイズごとの目安と必要スペースの決め方
トランクルームの選び方Q&A
- 収納物がカビないトランクルームの選び方は?
- トランクルームに家電を保管するときの選び方は?
について紹介します。
収納物がカビないトランクルームの選び方は?
空調設備のある室内型トランクルームを選びましょう。さらに、除湿剤をやすのこを置いて、湿気対策をするとカビが生えにくくなります。 「トランクルームに保管した荷物に、カビが生えないか心配だなぁ・・・」 カビは、トランクルームでよくあるトラブルの1つで、衣類・布団・本・書類にカビが生えることは多いです! 実は、トランクルームの中は高 ... 続きを見る
▼トランクルームのカビを抑える方法
参考トランクルームのカビを防ぐ!すぐできる湿気を減らす方法5つと収納スペースの選び方
トランクルームに家電を保管するときの選び方は?
家電製品の回路基盤は、湿気で壊れることがあるので、空調設備のある室内型トランクルームを選びましょう。 トランクルームに家電を保管すると壊れる? 家電をトランクルームに保管する方法を知りたい といった疑問などの解決するため、家電向けのトランクルームの選び方と、故障を防ぐ(湿気とホコリ対策)ために、保管前 ... 続きを見る
▼家電を保管できるトランクルーム
参考トランクルームに電化製品を保管|故障させない選び方と保管方法
まとめ:トランクルームは保管する荷物と料金で選ぶと失敗しない
トランクルーム選びで失敗しないコツをお伝えしました。
トランクルームは、毎月数千円、初期費用に数万円の支払いがあります。さらに最低利用期間があるため、選び方で失敗すると大きな後悔になりかねません。
満足できるトランクルームを探して、快適な生活を送ってくださいね♪
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