
軽くて高価な自転車をトランクルームに保管すると、盗難を防げて安心♪
- 自転車通勤するので、職場近くにトランクルームを借りたい
- 自宅に駐輪場がないので、夜間はトランクルームに保管したい
ということで、車種やロードバイク・クロスバイク・MTB・折りたたみ自転車などのジャンルを問わず自転車はトランクルームに閉まっておこうというのがサイクリストの今どきの防犯対策ですよね。
とはいえ、トランクルームの利用にはお金もかかるし職場や自宅の近くにあるかどうかという問題もあります。
ここでは、安心を得つつ、なるべく安くて使い勝手の良いトランクルームの選び方を紹介します。
ちなみに、私の2001年製マウンテンバイク(2020年の今でも乗っている)は、当時住んでたアパートの駐輪場で雨風に晒された結果サビまくりです。
もくじ
トランクルームに自転車を保管するメリットとデメリット
トランクルームに自転車を入庫するかどうかは、メリットとデメリットを見比べてみなければ決められませんよね。
得られるメリットと、こうむるデメリットをまとめました。
メリット
トランクルームに自転車を保管すると、防犯面ではもちろんですが、通勤通学の利便性がグンとアップするメリットがあるんですよ。
ここでは、次の5点について紹介します。
- 盗難防止になる
- 愛車を雨風から守れる
- 通勤時に着替えができる
- メンテナンスができる
- 自家用車通勤より安くて健康的
盗難防止になる
トランクルームを借りる最大の目的は、やはり盗難を防げること!
「職場に乗って行ったけど、駐輪場がない・・・」
「自宅(アパート・マンション)の駐輪場では不安だ」
こんなとき、路駐や屋外の共同駐輪スペースに駐車してたら、盗まれる確率がググンと急上昇!
一目に着かない場所に入れておくことは、最高の防犯対策です。
しかも、鍵付きですしね♪
ちなみに、通勤用にトランクルームを借りたなら、急な飲み会に誘われても置いたままにしておける安心感を得られるのも魅力ですね。
愛車を雨風から守れる
自転車が劣化しにくくなります。
高価な自転車ほど、この恩恵はありがたいはず。
雨によるサビ防止や、紫外線による色落ちを防ぐことができるので、いつまでも綺麗な状態で乗り続けることができます。
メンテナンス頻度が少なくなる、つまり手間が減ることにもつながりますね♪
通勤時に着替えができる
職場近くにトランクルームを借りると、ラフな格好での通勤も可能になります。
トランクルームに入庫したついでに、室内で仕事着に着替えたら戦闘モード突入!
通勤でチャリ漕いで汗かいて、不潔感漂わせながら仕事をスタートしなくてもいいんです。
仕事を終えたら、カジュアルな服装で帰宅できて移動が気楽になりますよ。
メンテナンスができる
空気を入れたり、潤滑油を吹いたりなど、簡単なメンテナンスができます。
車や電車通勤より安くて健康的
車や電車を使った通勤と比べて、
- 駐車場や電車賃より安い
- 運動不足の解消になる
- 渋滞や通勤ラッシュに巻き込まれない
ため、節約とダイエットになるし、出勤するだけでメンタルヘロヘロになることもありません。
デメリット
トランクルームを使うデメリットとしては、料金面が気になるところ。
そのほか、若干手間がかかることが積み重なると「面倒だなぁ」と感じたりするものです。
- 毎月費用がかかる
- 出し入れが手間
- 天候に左右される
毎月費用がかかる
毎月の費用は、月額5,000円~15,000円はかかります。
トランクルームには、
- 屋外コンテナトランク(初期費用がかかるが月額料金が安い)
- 室内トランクルーム(セキュリティ充実で月額料金が高め)
の2種類があります。
それぞれの料金相場は、以下のとおりです。
屋外コンテナトランク
業者 | エリア | 広さ | 料金 |
加瀬のレンタルボックス | 練馬区北町 | 1畳 | 2,750円 |
ハローストレージ | 練馬区(新桜台) | 2畳 | 12,900円 |
室内トランクルーム
業者 | エリア | 広さ | 料金 |
キュラーズ | 練馬南田中 | 1畳 | 9,590円 |
キュラーズ | 東新宿 | 1畳 | 15,680円 |
ライゼボックス | 高野台 | 約1.4畳 | 9,300円 |
ライゼボックス | 新宿6丁目 | 1.3畳 | 15,300円 |
お金がかかるとはいえ、往復の電車賃を計算してみると、お金の負担変わらないか安上がりになるのではないでしょうか?
出し入れが手間
入庫・出庫のたび、トランクルームに寄って出し入れしなくちゃいけないのが面倒です。
屋外コンテナならいちいちシャッターの開け閉めがあるし、屋内トランクならエレベーターでの移動が必須。
さらに、トランクルームの鍵を持ち歩かなければならないので、管理面でも気を使います。
鍵を無くしたら、キーシリンダーの交換&new鍵発行で10,000円かかりますから気を付けてっ!
通勤退勤時の雨に弱い通勤退勤時の雨に弱い
体晒しまくりのチャリだから、
- 夏場は熱い
- 冬場は寒い
- 雨が降ったら濡れる
- 風が強けりゃ太ももパンパン
出勤前に汗や雨でびしょびしょですよ。
労働意欲、削られます。。。
毎日天気予報とにらめっこ。
自転車駐輪用トランクルームの選び方
トランクルームを借りるときに決めるべきものとして
- 室内型or屋外型
- 場所
- 広さ
の3つがあります。
【自宅付近に借りるのか、自転車通勤のために職場近くに借りるのか】
にもよって違ってきます。
屋内型と屋外型のどちらがいいの?長所と短所
「屋外コンテナトランクと室内トランクルームのどちらがいいの?」
の問いについては、自転車を停める場所によって変わってきます。
- 【屋外コンテナ】自宅に駐輪スペースがない
- 【室内トランク】会社の近く
屋外型は自宅近くにおすすめ
屋外型コンテナトランクは、
自転車に頻繁に乗る(出し入れしやすい)
自宅に駐輪スペースがない
人向けです。
屋外型は、車移動が便利な郊外に多いため、自宅近くの店舗は自然と屋外型が多くなるハズ。
住まいの近くに借りる場合は、屋外型の方が選択の幅が広くなりますよ。
屋外型のメリット
屋内型は会社近くがおすすめ
室内型トランクルームがぴったりな人は、次の3つのどれかに当てはまる人です。
- 自転車通勤する(オフィス街や都市中心部に多い)
- 着替えもしたい(自分が中にいてもドアを閉められるから)
- 乗車頻度が少ない(週に1度・月数回)
屋内型よりも盗難に遭いにくいメリットがあるけれども、屋外コンテナより月額料金が3,000円~5,000円高くなることがネックですね。
お乗りの自転車が2万円ぐらいで買えるママチャリなら、室内型はもったいないかも?
トランクルームを3ヶ月ほど利用するお金でもう1台買えちゃいますからねぇ。
場所は身近な店舗を選ぼう
トランクルームの場所は、自宅や職場のすぐ近くの店舗が最有力候補となります。
自転車を置いてから徒歩で家や会社に向かうワケですから、利便性こそ重視すべき点!
広さは1畳サイズがベスト
トランクルームの広さは、室内屋外問わず最低でも1畳(奥行180cm×幅90cm)は必要です。
その理由は、【自転車がすっぽり入る広さ】だから!
入庫のコツ
それに、1畳あれば室内でお着替えだってできますからっ!
「0.5畳サイズなら安くて済みますよ」
なんて声もあるけど、0.5畳って奥行90cm×幅90cmしかありません。
自転車の長さは1m以上あるのに、何言ってんの??
ってカンジです。
折りたたみ自転車
逆に、1.5畳や2畳の広いスペースだと広すぎます。
料金が高くなるし、自転車を1台だけ保管するにはオーバースペックですね。
家族みんなの自転車や他の荷物もしまうなら、いいかも。
自転車盗難の実情
盗難が多い時間帯
自転車盗難は、夕方から夜間に多く発生します。
夕方(17時前後) → 帰宅時に乗りたくなって盗む人が増える
夜間(23時~24時) → 人目が着かないときに高価な高級自転車を狙った犯行
夕方は、どんな自転車でもターゲットになり得るが、ごく普通の自転車の方が目立たないので狙われやすいと思われる。
夜間は、自宅やアパートマンションの駐輪場が屋外だったり住まいの中に持ち込めないなら、トランクルームを検討するのがいいでしょうね。
盗難が多い自転車の特徴
盗難の被害にあった自転車の7割は無施錠とのデータが出ています。
さらに、人通りの少ない道路に駐輪していると狙われる可能性が高まります。
トランクルームに入庫しないのであれば、被害率が格段に減るツーロック(鍵を2つかけること)にすると安心ですね。
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